サッカー・スペイン1部リーグ、エスパニョールのBチームに加入した中国人MF譚凱元（タン・カイユエン、21）がこのほど、中国国営中央テレビ（CCTV）のサッカー番組のインタビューに応じた。

中国スポーツメディアの新浪体育によると、広州FC所属の譚は2020年7月に当時18歳で中国スーパーリーグ（1部）デビューを果たした。今月3日、2024シーズン終了までの期限付きでエスパニョールのBチームに加入することが発表された。

中国スポーツメディアの直播吧に12日付で掲載された記事によると、譚はCCTVのサッカー番組「足球之夜」の取材に応じ、国内での高年俸契約の可能性を捨てて海外移籍を選んだことについて聞かれ、「代理人から国内のより良いクラブとより良い報酬について交渉してくれると言われたが、海外でプレーしたいと何度も伝え、了解してもらった」とし、「正直なところ、自分のレベルは同年代では優れているほうかもしれないが、国内で大金を稼げるほどではない。それなら（海外移籍で）自分をもっと高めたほうがいいと思った」などと語った。

記事のコメント欄には、中国のサッカーファンなどから「正しい道を選んだと思う。頑張れ」「Bチームでのプレーでも得られることは多いだろう」「一回り大きくなって帰ってこい」「君のような選手がどんどん増えれば中国サッカーの未来も明るくなる」「1試合でも多く出場できることを祈っているよ」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/柳川）