元ソフトバンク・真砂勇介がWBC中国代表に! 中国メディアは張本智和と比較

Record China    2023年2月13日(月) 19時0分

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中国メディアの新浪網はこのほど野球の中国代表入りが発表された真砂勇介(28)について、「中国の張本智和」との見出しで詳しく伝えた。

中国メディアの新浪網はこのほど野球の中国代表入りが発表された真砂勇介(28)について、「中国の張本智和」との見出しで詳しく伝えた。

記事は、「世界の卓球界で間違いなくトップ選手である張本智和は、中国に少なからぬ脅威をもたらしている。彼の両親は中国出身で卓球選手だったが、今では一家で日本国籍を取得している」と説明した上で、「日本のスポーツ界では張本とは逆の道を進んだ世界的選手がいる」として真砂を紹介した。

京都府生まれの真砂は右投げ右打ちの外野手。2013~22年に福岡ソフトバンクホークスに在籍し、その身体能力の高さから左の柳田悠岐(愛称・ギータ)に対して「ミギータ」(右の柳田)の愛称で親しまれた。現在は社会人の日立製作所硬式野球部に所属。両親が中国出身(父親は中国国籍を維持)であることから今年3月に開催されるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の中国代表に選出された。

新浪網の記事はこうした基本情報に加え、小学4年生で野球を始めると、野球を愛し、ひたむきに努力を重ねてきたこと、その努力が報われ、ソフトバンクからドラフト4位指名を受けて見事にプロ野球選手となったこと、2016年の第1回 WBSC U-23ワールドカップでは日本代表の4番として大活躍しMVPに選出されたことなどを挙げ、「自ら世界的なスターへの道を切り開いてきた」とたたえた。

そして、「今回の真砂の中国代表への“復帰”は張本と逆の軌跡をたどっている」とし、「真砂の加入は必ずや中国代表のチームレベルを大きく引き上げてくれるだろう。なにしろ、中国の野球代表チームのレベルは芳しくない」と指摘。一方で、「真砂の中国代表入りは強い日本代表にとっては大きな影響はない。張本が日本代表になったことが中国に大きな影響がないのと同じことだ」とも述べた。

同記事は最後に、真砂は中国代表チームで主軸である4番を打つことが予想されるとし、「彼にとってWBCが中国を代表して出場する最初の大きな試合になる」と伝えている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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