急増する中国からの密入国、テキサス州国境警備隊が警戒強める、中国語の標識も設置―米誌

Record China    2014年7月11日(金) 8時10分

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8日、米テキサス州の国境沿いでは中国からの密入国者が急増しており、米国境警備隊の警戒対象になっている。写真はテキサス州会議事堂。

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2014年7月8日、米誌ナショナル・レビューによると、米テキサス州の国境沿いでは中国からの密入国者が急増しており、米国境警備隊の警戒対象になっている。米華字紙・世界日報が伝えた。

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テキサス州国境警備隊リオグランデバレー地区の関係者は、「中国からの密入国者がこの1カ月間で明らかに増えた。最近密入国した中国人3〜4人は中国の一人っ子政策を理由に帰国を拒んでいる。彼らは帰国できない理由を必ず用意しているのだ」と話す。

別の地区の警備隊によると、先週の1日だけで5〜6人の中国人密入国者を発見した。「メキシコ人以外の密入国者が増えている。テキサス州の国境沿いでの密入国ブームを聞きつけて、これを利用しようと考えたのだろう」と同関係者。同州ブルックス郡の砂漠地帯では、熱射病や脱水症状で命を落とす密入国者が後を絶たないため、英語とスペイン語、中国語で警告が書かれた標識を設置している。

米入国税関管理局(ICE)の発表では、2012年と2013年の2年間で1678人の中国人を密入国により本国へ強制送還している。1960年以降、中国からの移民は10年ごとに増加しており、2010年には中国がメキシコに次ぐ世界第2の移民供給国となった。密入国者も加えれば、米国における中国移民の人口は今後さらに増え続けるだろう。(翻訳・編集/本郷)

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