Record China 2023年2月20日(月) 13時0分
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中国国営の中央テレビ(CCTV)は20日、恩賜上野動物園で飼育されているジャイアントパンダのシャンシャンとの別れを日本の人々が惜しんでいることを伝えた。
シャンシャンは2017年6月12日、リーリー(父)とシンシン(母)の間に誕生したメスのジャイアントパンダ。20年12月に中国に返還される予定だったが新型コロナウイルスなどの影響で延期され、このほど今月21日に返還されることが決まった。
CCTVは「(見学できる)最後の日となった19日には多くの日本の人が動物園を訪れ、シャンシャンに別れの言葉と祝福の言葉を送った」と説明。「事前の抽選で当選した一部の来園客のみがその機会を得ることができ、人々は写真を撮影したり、時折手を振ったりして名残惜しそうにしていた」と伝えた。
また、「19日の見学には申し込みが殺到し、当選倍率は70分の1にも上ったが、当選しなかった人たちもこの日、動物園を訪れていた」とし、ある日本の来園客が「落選したので会うことはできなかったのですが、それでも近くに感じたくて来ました。本当にかわいくていい子なので中国の皆さんにも愛される子になってほしい」「(中国に会いに行くので)私たちが行くまでよろしくお願いします」などと語ったことを紹介した。
また、別の来園客からも「子どもや孫みたいな感じで、シャンシャンほどかわいい子はいません。中国の皆さんに感謝しています。向こう(中国)でもシャンシャンが健康で幸せでハッピーな毎日を送ってくれたら、私たちもハッピーです」「一番は元気でいてほしいです。ずっと健康で元気で、みんなから愛されるパンダでいてほしいです。良いお友達や良いパートナーに出会って、シンシンのような良いお母さんになってほしいと思います」といった声が上がったことを紹介している。(翻訳・編集/北田)
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