Record China 2023年2月21日(火) 11時0分
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恩賜上野動物園で飼育されていたジャイアントパンダのシャンシャンとの別れに日本の人々が涙を流したことを、中国メディアが驚きをもって報じている。
環球時報は「シャンシャン最後の1日、日本の民衆が長い列をなし涙の別れ」と題し、19日の最後の一般公開の申し込みの倍率が70倍に達したことを紹介。複数の来園客がシャンシャンとの別れを惜しんで涙を流す様子を映像で伝えた。
また、澎湃新聞は「日本の人々が涙でシャンシャンに別れ」と題し、涙にむせぶ女性たちが「シャンシャンなしでは生きられないかもしれない」「シャンシャンにありがとうという気持ちです」「また会おうねって、上野のこと忘れないでねって言いたいです」などとコメントする様子を伝えている。
中国のネットユーザーからは「日本ではこんなに人気があるんだね」「日本の人々のパンダへの想いは本当に良い」「北京五輪の時には日本の記者(辻岡義堂アナ)も(パンダをモチーフにした)ビンドゥンドゥンが大好きだったもんね」「日本人ってこんなに中国の国宝を好いてくれてるのか。ちょっと感動しちゃったよ」「ぜひ中国に会いに来てね」といったコメントが寄せられている。
シャンシャンは2017年6月12日、リーリー(父)とシンシン(母)の間に誕生したメスのジャイアントパンダ。20年12月に中国に返還される予定だったが新型コロナウイルスなどの影響で延期され、21日に返還されることが決定。同日午前7時過ぎに上野動物園を出発した。(翻訳・編集/北田)
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