コロナウイルスの水際対策緩和によりますます多くの台湾人が日本旅行に訪れる中、台湾のネット掲示板で「1週間の旅行なら日本か台湾か」をテーマにさまざまなコメントが寄せられた。台湾メディアの民視新聞網が20日付で伝えた。

日本は台湾人に人気の旅行先で常に名前が挙がるが、海外旅行にはお金がかかるのも事実。記事によると、ネット掲示板・PTTにこのほど「日本に7日間行くのは本当に国内旅行よりも安いの？」と題するスレッドが立った。

スレ主は「（連休期間ではなく閑散期に）1週間の休みが取れたら、皆さんは日本に行きますか？それとも台湾内を旅行しますか？」と質問。台湾では「日本旅行に行く方が割に合う」とよく言われているが、「本当に日本に行くよりも安いのだろうか」と疑問を投げ掛けた。

なお、スレ主は1人で台湾と日本を往復した場合の飛行機代を1万4000～2万台湾ドル（6万2000～8万8000円）と試算し、「海外旅行は飛行機代が費用の大半を占めるが、国内旅行は宿泊費が大半を占める」としている。

この投稿に、他のユーザーからは「国内旅行だと宿泊費が本当に高い。日本に遊びに行く方がずっとお得」「確定なのは日本の方がホテル代は絶対に安いということ。あとは安い航空券を手に入れられるかどうか」「台湾の高級ホテルも日本の普通クラスの旅館に負けるレベルだからな」「国内旅行は飛行機代が省けるだけ。そのほかは全部（日本と）比べようもない」といったコメントが寄せられたという。

また、「同じ金額を払っても、（日本旅行の）満足感は台湾内旅行よりも絶対に高い」「日本旅行は雰囲気が10倍違う。京都の風景は美しすぎて泣けるくらい」「日本は今、飲食代も物価も台北より安いくらい。今年中に行くのが絶対いい」「おいしいもの食べて、快適なところに泊まって、道を歩くのも安全。日本に行った方がいい」など、台湾では味わえない雰囲気の面からも日本を推す声が多く出たと記事は伝えている。（翻訳・編集/北田）