内モンゴル自治区アルシャー盟アルシャー左旗にある新井煤業の露天掘り炭鉱で22日午後1時ごろ、大規模な崩落が発生し、これまでに2人が死亡、6人が負傷し、また53人の行方がわからなくなっています。

事故の発生を受けて、習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は重要な指示として、あらゆる手段を用いて行方不明者の捜索救助を行い、全力を挙げて負傷者の治療を行い、善後策などの作業を適切に行うように求めた上で、「科学的に組織して救助を行い、モニタリングと早期警戒を強化し、二次災害の発生を防止しなければならない。また、一刻も早く事故の原因を究明し、責任を厳しく追及し、『挙一反三』（一つの事柄から多くのことを類推し、似たような問題が起きないようにする）で管理の抜け穴をなくさなければならない。両会議（全国人民代表大会と中国人民政治協商会議）の開催を控え、各地域と関係部門はあらゆる安全上のリスクを全面的に調査し、防止措置を強化し、人々の生命と財産の安全と社会の大局の安定を確実に守らなければならない」と示しました。

応急管理部などの部門から、すでに作業グループが現地に派遣されており、救助活動の指導が行われています。また、内モンゴル自治区アルシャー盟は、総力を挙げて救助活動を行っており、関連作業が進行中だということです。（提供/CRI）