中国でコロナXBB.1.5株の輸入症例7例を確認

CRI online    2023年2月24日(金) 17時50分

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国務院共同予防・抑制メカニズムが23日に行った記者会見では、中国疾病予防管理センターの研究員が中国国内における新型コロナウイルスの感染状況について説明しました。

国務院共同予防・抑制メカニズムが23日に行った記者会見では、中国疾病予防管理センターの研究員が中国国内における新型コロナウイルスの感染状況について説明しました。その説明によれば、1月8日の「乙類乙管」の実施以降、中国国内でオミクロン株派生型のXBB.1.5株の輸入症例7例が確認されたとのことです。2月3日に同株感染者の濃厚接触者とみられる人から採取したサンプルでは、国内感染としてXBB.1.5株感染が1件確認されました。その後に詳細な疫学調査および濃厚接触者の健康モニタリングや専門家の検討評価が行われましたが、新たな病例は発見されていないとのことです。

米疾病対策センター(CDC)の発表によれば、2月12日から18日までの期間中、米国における新型コロナの感染症症例に占めるXBB.1.5株の比率は約80.2%と最も高く、その他の欧米数カ国でも高い比率であることが明らかになっています。XBB.1.5株は感染力が強い一方で、現在までのデータによれば、感染後の症状は他のオミクロン株と類似しており、毒性が強まっていることは確認されていません。

中国では現在、新型コロナウイルス変異株のモニタリングについて、輸入症例と国内感染のいずれについても、初めて報告された症例や流行が世界的に特に注目されている変異株が確認された場合、感染力や発症性、毒性が強まった新たな変異株について、関連方案に従ってただちに対応しています。ただし、中国は感染の大流行を経験したばかりであり、人々の体内に残っている中和抗体には短期的な免疫保護の作用があることから、専門家は、中国国内で近い将来に大規模な流行が発生する可能性は比較的低いと判断しています。(提供/CRI

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