中日外交当局による第29回定期的協議を開催―中国メディア

CRI online    2023年2月24日(金) 21時20分

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中国外交部の孫衛東副部長は21日、東京で日本外務省の山田重夫外務審議官と第29回中日外交当局間協議を行いました。

中国外交部の孫衛東副部長は21日、東京で日本外務省の山田重夫外務審議官と第29回中日外交当局間協議を行いました。双方は中日関係や共に関心を持つ国際、地域問題について率直に深く意見交換をしました。

孫副部長は、「双方は新時代の要求に合致する中日関係の構築などに関する両国指導者の重要な共通認識を遵守し、今年の中日平和友好条約締結45周年を契機に、中日の4つの政治文書の諸原則を厳守すべきだ」とし、「大勢に順応し、協力・ウィンウィンを貫き、世界の生産供給チェーンの安定・円滑化を維持する。大局的な視点から相違点を妥当に処理し、矛盾と相違点を二国間関係の適切な位置に置いて建設的な管理制御を行い、中日関係が停滞せず、正しい軌道に沿って安定して長期的に発展することを確保する」と述べました。

孫副部長は、「歴史問題、台湾問題などの重大な課題は両国間の基本的信頼と中日関係の基礎にかかわるものだ」と強調し、日本側が歴史を鑑とし、終始変わることなく平和発展の道を歩み、一つの中国の原則を堅持することに期待を示しました。さらに、核汚染水の海洋排出問題は世界の海洋環境と公衆の健康にかかわるものだとし、公開、透明、科学、安全な方法で確実に処理するよう日本側に求めました。

山田外務審議官は、今回の協議は率直で深く、積極的な意義があるとし、「日本側は一貫して日中関係を高度に重視しており、建設的かつ安定的な日中関係の構築に関する両国指導者の重要な共通認識を実行に移し、対話と意思疎通を強化し、矛盾や食い違いを適切に処理し、二国間関係の安定と発展に共同で取り組み、責任ある姿勢を共同で示し、地域ひいては世界の平和と繁栄を共に促進したい」との考えを示しました。(提供/CRI

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