サッカー中国代表、U-23代表監督だったヤンコビッチ氏が監督に就任―中国メディア

Record China    2023年2月26日(日) 13時0分

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24日、澎湃新聞は、サッカー中国代表の新しい監督に、セルビア出身のアレクサンドル・ヤンコビッチ氏が就任したと報じた。写真はヤンコビッチ氏。

2023年2月24日、澎湃新聞は、サッカー中国代表の新しい監督に、セルビア出身のアレクサンドル・ヤンコビッチ氏が就任したと報じた。

記事は、中国サッカー協会が24日、今年のアジアカップ、26年ワールドカップのアジア予選に備えてヤンコビッチ氏を中国代表監督に招聘したことを発表したと紹介した。ヤンコビッチ氏は1972年生まれの50歳、現役時代はセルビアのレッドスター・ベオグラードなどに所属し、引退後はU-21セルビア代表監督や古巣のレッドスター・ベオグラードなどクラブチームの監督を歴任した。

また、中国のユース代表での指導歴もあり、18年にU-19代表監督に就任し、20年には2年後の杭州アジア大会(新型コロナのため23年に延期となった)を戦うためにそのままU-21代表監督となり、22年7月には中国代表選抜隊を率いて東アジアE-1選手権に出場した。記事は、これまでの中国代表での指導経験を見ると、「規律、フィジカルの対抗、犠牲の精神を重んじる」というヤンコビッチ氏の個性が鮮明に感じられると評した。

そして「ヤンコビッチ氏に接触した人はだれでも、毎日10キロ走を欠かさない、午前8時前に朝食を済ませ、体脂肪率が10%を超える選手は試合に出さないといった、自律性に対する過酷とも言える要求に深い印象を覚える」とした上で、本人が「中国人の食習慣を変えるつもりはないが、選手は何が不健康な食べ物かをはっきり理解していなければならない。食べてもいいが、それは明日のトレーニングではもっと頑張らなければいけないことを意味する」「中国の価値観を代表するチームを作るために、全ての選手がチームのために全てをなげうつようにしなければならない」と語っていたことを紹介している。

記事はさらに、これまでヤンコビッチ氏が監督を務めていたアジア大会中国代表(U-23)について、同じくセルビア出身のデヤン・ジュルジェビッチ氏が新監督に就任することを中国サッカー協会が発表したと伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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