ファン・ビンビンがベルリンで“妖艶な姿”見せる、苦しかった5年についての心境を吐露

anomado    2023年2月25日(土) 17時30分

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ファン・ビンビン(写真)がベルリン国際映画祭のイベント会場に“妖艶な姿”を現した。記者の質問に応じて、脱税問題以来の苦しかった5年間についての心境も語った。

ファン・ビンビン范冰冰)がベルリン国際映画祭のイベント会場に姿を現した。中国メディアは白いチャイナドレス風の衣装に身を包んだファン・ビンビンを「妖艶」と形容した。記者から脱税問題による2018年以来の中国芸能界における「空白期」についての質問が出ると、主催側はさえぎろうとしたが、ファン・ビンビンは「かまいません」と述べて、心情を語った。

2023年ベルリン国際映画祭には、ファン・ビンビンと韓国人女優のイ・ジュヨンが共演した「緑夜」が出品された。男に支配されることに絶望した女性がソウルで冒険を繰り広げるストーリーで、女性2人が恋愛関係になるという、性的少数者(LGBT)を題材にした作品でもある。

現地時間23日、「緑夜」プレミアイベントのPRが行われた。ファン・ビンビンは白いチャイナドレス風の衣装で登場した。会場ではシャッター音が連続し、フラッシュの輝きに包まれた。他の出演者や監督は濃い黒系の衣装だったので、ファン・ビンビンの衣装は見る者に、なおさら強烈な印象を与えた。ファン・ビンビンはその後の記者会見には、黒系の衣装で臨んだ。

ファン・ビンビンは2018年に脱税問題を起こして以来、中国の芸能界から事実上の「締め出し」状態だった。撮影済みの作品も中国大陸部では上映が中止された。海外での活動も、それ以前に比べれば極めて低調だった。

記者会見では「締め出し」期間についての質問が出た。主催者側は「緑夜」に関連する質問に限定するとして拒絶しようとしたが、ファン・ビンビンは「かまいません」と言って、質問に応じた。まず、自分の人生は絶頂から谷底にまで転落したと述べ、努力して再び山を登るのは「とても苦しい過程でした」と心境を語った上で、「でも、多くのことを学べました。世界についての新たな知識を得ることができました。私自身、振り返ってみれば、とても貴重な経験でした。今では、全てがよくなりました」と説明し、自分を支持してくれた世界の全ての人とファンに、謝意を表明した。

ファン・ビンビンはまた、「5年間も演技ができないのは、俳優にとって過酷なことです。私については、演技がとりわけ好きだということもありました」とも説明した。5年間を通じて脚本や物語を探し続け、自分のその時々の心境や感性と融合できる役を探し続けていたという。ファン・ビンビンは、その結果として出会ったのが「緑夜」であり、出演という機会を、過去のどの作品よりも大切にしたと説明した。(翻訳・編集/如月隼人



※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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