国務院報道弁公室が24日に行った記者会見で、科学技術部の責任者は、中国がイノベーション主導の発展戦略を深く実行し、科学技術強国の建設を加速させることに関する状況を紹介しました。

科学技術部の王志剛部長は、「中国のグローバル・イノベーション・インデックス（GII）ランキングは2012年の34位から2022年の11位に上昇して、イノベーション型国家の仲間入りを果たし、高水準の科学技術による自立自強の実現と、科学技術強国建設の新たなステップを切り開いた」と述べました。

紹介によれば、中国の社会全体の研究開発費は2012年の1兆元（約19兆5000億円）から2022年には3兆900億元（約76兆円）に増加し、研究開発への資金投入は1.91%から2.55%に上昇しました。

また、基礎研究への投入額は2012年の499億元（約9750億円）から2022年には約1951億元（約3兆8120億円）に引き上げられ、社会全体の研究開発費に占める割合は4.8%から6.3%に上昇しました。研究開発者の総数は2012年の年間325万人から2022年には600万人を超え、長年にわたって世界の首位を維持しています。

中国は国際的な最先端技術革新の重要な担い手であるだけでなく、グローバル課題の解決に貢献する重要な存在ともなっているということです。（提供/CRI）