長江流域で干ばつの恐れも 春の耕作には十分な貯水量を確保―中国

CRI online    2023年2月27日(月) 9時30分

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水利部の長江水利委員会はこのほど、「この冬の中国の降水量は全体的に少なく、今春はほとんどの地域で気温が高くなる見込みで 、一部の地域で干ばつの恐れがある」と明らかにしました。

水利部の長江水利委員会はこのほど、「この冬の中国の降水量は全体的に少なく、今春はほとんどの地域で気温が高くなる見込みで 、一部の地域で干ばつの恐れがある」と明らかにしました。

気象データの分析によると、今後数日、長江流域上流で局地的に小雨または雪が降るということです。また、先ごろの降雨の影響で現在、長江中下流の川沿いの地域の干ばつはおおむね緩和されています。こうした雨は、春のかんがい用水になる各地のダム貯水量の確保を支えています。

長江水利委員会によると、24日午前8時現在、長江上流ダム群の正常な供給可能な貯水量は262億立方メートル、長江中流ダム群の貯水量は166億立方メートルとなっており、長江本流沿岸地域のかんがい用水を含む水の需要を満たすことができるということです。

一方で、長江中下流の本流や洞庭湖、鄱陽湖地域の水位は依然として低いため、関連部門は降水状況に注視し、上中流のダム群の貯水を的確に調整し、中下流の浄水場やかんがい用水の保障に取り組んでいます。(提供/CRI

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