Record China 2014年7月11日(金) 12時2分
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11日、環球時報によると、オーストラリアのアボット首相は、批判が出ている自身の日本寄りの発言について、「同時に多くの国と友好関係を築くことは可能だ」と弁明した。資料写真。
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2014年7月11日、環球時報によると、オーストラリアのアボット首相は、キャンベラで開かれた日豪首脳会談で「日本が国際一等市民であることを鑑み、私は日本が全面的に国際社会に関与すること、そして日本が集団的自衛権を解禁することを歓迎する」と、日本寄りの発言をし、国内外のメディアから批判の声が上がった。
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これに関してアボット首相は10日の会見で、「同時に多くの国と友好関係を築くことは可能だ。オーストラリアは日中両国と友好を深めたいと考えている。新しい友人の存在により、古き友人を失うことはない」と弁明した。
一方で、ビショップ外相は中国に対し強硬姿勢を見せている。同外相は「中国は弱者を尊重できない」と話し、オーストラリアの歴代政府は中国に強い姿勢を打ち出せなかったと指摘。その上で、現政権は平和と自由を守るため、中国に対し強硬姿勢を示すと語った。
これに対しオーストラリアの野党外交政策報道官は、「オーストラリアにとって最大の利益は、中国と日本の両国と同じ良好な関係を築くこと。優劣をつけてはいけない」とビショップ外相を批判している。(翻訳・編集/内山)
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