中国映画市場がコロナ前まで回復、公開予定の新作は100本以上が待機中

anomado    2023年3月2日(木) 22時30分

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好調な数字を示した春節の映画シーズンの後を受けて、今年は国産映画と海外作品を合わせてすでに100本を超える新作映画が上映を待機中となっている。

好調な数字を示した春節(旧正月)の映画シーズンの後を受けて、今年は国産映画と海外作品を合わせてすでに100本を超える新作映画が上映を待機中となっている。

1年で最大の映画シーズンとされる春節だが、今年の春節の興行収入額は67億5700万元(約1338億円)となり、昨年に次ぐ史上第2位の数字を記録した。また春節期間を含み、今年2月末までの興行収入額はすでに140億元(約2770億円)を突破。これはコロナ前の2019年に次ぐ数字となることから、今年は映画市場の完全復活が見込まれている。

ニュースサイトの捜狐(SOHU)によると、年間3大映画シーズンの1つで、5月のメーデーの連休期間にも注目の新作映画が待機中。ワン・イーボー(王一博)、フー・ジュン(胡軍)主演の「長空之王」は、もともと昨年10月の国慶節の映画シーズンに公開予定だったが、直前に中止となったものがいよいよ5月に登場。このほか、ホアン・ジンユー(黄景瑜)主演の「検察風雲」などが公開予定となる。

今年の国慶節の映画シーズンには、チェン・カイコー(陳凱歌)監督の「偉大的勝利」が公開予定。このほか有名監督たちの作品では、同じくチェン・カイコー監督の「少年時代」、チャン・イーモウ(張芸謀)監督の「堅如磐石」、フォン・シャオガン(馮小剛)監督の「手機2」、グー・チャンウェイ(顧長衛)監督の「刺猬」などといった作品について、今後の上映時期が注目されている。

また、アンディ・ラウ(劉徳華)とトニー・レオン(梁朝偉)主演の「金手指」、ニコラス・ツェー(謝霆鋒)とジャッキー・チュン(張学友)主演の「海関戦線」、アーロン・クォック(郭富城)やサイモン・ヤム(任達華)らが主演の「内幕」などの話題作を含め、約15本の香港映画も今年公開予定となっている。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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