中国国際経済交流センターは2月28日、『中国カーボンピークアウト・カーボンニュートラル進展報告書（2022）』の発表及び「カーボンピークアウト、カーボンニュートラル」シンポジウムを開催しました。中国国家発展改革委員会エネルギー研究所、北京大学、清華大学などの権威ある機関を招き、ダブルカーボン目標の推進やエネルギー構造の調整、産業のグリーン化・低炭素モデルへの転換促進などについて踏み込んだ議論を行いました。

報告によると、この1年間、中国のカーボンピークアウト・カーボンニュートラルと「１＋N政策システム」はさらに改善され、各部門がエネルギー転換、省エネ・炭素削減・効率向上、工業や都市部農村部建設、交通運輸などの分野に関する40以上の政策文書を次々と発表し、各地域、各産業がカーボンピークアウトに向けた具体的な行動計画を実態に基づいて精緻化し、実現に向けた取り組みがいっそう改善されて、ダブルカーボン目標の取り組みは積極的な進展を遂げました。

同報告書は「今後、新たなエネルギー体系の計画・構築を加速し、石炭資源のグリーンで効率的な利用を強力に推進し、石炭と新エネルギーの最適な組み合わせの推進に力を入れ、新エネルギーの大規模な発展を実現する。産業構造のモデルチェンジ促進を加速し、エネルギー資源の節約と循環利用を強化して『ダブルカーボン目標』の達成のために良好な内外環境を構築する」との考えを示しました。（提供/CRI）