国際エネルギー機関（IEA）がこのほど発表した報告書によりますと、昨年、欧州各国が米国から輸入した液化天然ガスの総量が大幅に増加したということです。

IEAは現地時間2月28日、対ロシア制裁の影響で、昨年、欧州各国がロシアから輸入した天然ガスの量が減少する一方、輸入した液化天然ガスの総量は63%、660億立方メートル増加し、うち3分の2は米国から輸入したものだと発表しました。

また、ロイター通信は商業データ分析会社ケプラーが最近公開したデータを引用し、昨年12月、米国の欧州向け原油輸出量は1日当たり約169万バレルに達し、この2年間の最高水準に達したと指摘しました。

さらに、米国の総合エネルギー企業エクソンモービルが発表した2022年の財務報告書によれば、同社の昨年の純利益は557億ドルで西側の石油業界の過去最高を記録し、1時間当たりの純利益630万ドルに相当します。米国石油大手のシェブロンも昨年の純利益が365億ドルで会社史上最高を記録したということです。（提供/CRI）