2014年7月9日、女性の観光旅行市場についての調査研究の結果、アジア・太平洋地域では、出張でも旅行でも、女性の占める割合が急速に増加している。推計によると、2030年にはこの割合の成長率は400％に達する。武漢晩報が伝えた。

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湖北省武漢市内の旅行会社数社を取材したところ、夏の繁忙期が到来し、若い女性がグループでツアーを組んだり、ツアーに参加したりしている。香港、マカオ、台湾など近場への旅行は行きやすく、コストパフォーマンスが高い上に新鮮な感じもあって、今や若い女性に大人気だ。香港ディズニーランドの今年5月までの顧客データをみると、中国本土の若い（18〜34歳）来場者が占める割合が50％に達した。若い女性来場者の割合は35％で、ファミリーに次ぐ層となっており、女性の仲良しグループは成長の潜在力だ。

新たな調査研究データによると、20〜26歳の女性ネットユーザーは仲の良い友人数人と連れだって旅行に出かける割合が最も高く、80％以上が1度以上女性の仲良しグループで旅行したことがある。2〜3日間の近場への旅行や祝日の7日間の連休での旅行が人気だ。

「女性の仲良し」を意味する中国語「閨密」がインターネットで流行し、テレビドラマや映画も盛んに作られて一定の影響を与えている。たとえば人気韓国ドラマ「星から来たあなた」のロケ地ツアーは、多くの女性がグループで韓国へ行き、流行の文化や観光スポットを楽しむ場合によく選ばれるコースとなっている。（提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤）