中国のショート動画ユーザー数が初めて10億人を突破

人民網日本語版    2023年3月5日(日) 6時0分

拡大

中国のショート動画ユーザー数が初めて10億人を突破し、ユーザーの使用率が94.8%にも達した。

中国インターネット情報センター(CNNIC)は北京市で2日、第51回「中国インターネット発展状況統計報告書」を発表した。同報告書によると、2022年12月現在の中国のネットユーザー数は10億6700万人で、21年12月より3549万人増加し、インターネット普及率は75.6%に達した。うちショート動画ユーザー数が初めて10億人を突破し、ユーザーの使用率が94.8%にも達した。中国新聞網が伝えた。

中国インターネット視聴番組サービス協会の周結(ジョウ・ジエ)副事務局長は、「業界の発展に伴い、ショート動画の内容が持続的に豊富になり、ユーザー数の増加とロイヤリティーの強化を牽引し、モバイルインターネットの利用時間とデータ通信量の増加の主な出処になっている。また、ショート動画はライブ配信、EC、教育、観光などの業界との相乗効果により、徐々にネットユーザーの生活の全シーンに浸透している」と述べた。

ショート動画プラットフォームは近年、ライブ配信コンテンツの供給を持続的に拡大し、ライブ配信の境界を広げており、多元化の傾向が一層強まっている。無形文化遺産の伝承、知識の普及、農業支援、オンライン求人、オンラインお見合いなどのライブ配信が持続的に成熟している。22年末現在、ショート動画アプリ「快手」のライブ配信には400種類近くの分類があり、うち「農業支援」や「科学教育」などの5種類が最も人気となっている。

同報告書によると、情報通信業の面では、12月現在の中国の5G基地局数は231万カ所に達し、モバイル通信基地局全体に占める割合は21.3%となっており、21年12月より7%上がった。

IoT(モノのインターネット)の発展の面では、12月現在の中国のモバイルネットワークの端末接続数は35億2800万台、モバイルIoT接続数は18億4500万台に達し、IoE(インターネットで全てのものをつなぐこと)の基礎が持続的に固められている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携