中国物流購買連合会は2日、2月の中国物流業景気指数（LPI）を発表しました。春節連休後、サプライチェーンの上流と下流産業の活動が活発化したのに伴い、物流の運行も着実に回復しています。2月のLPIは50．1と再び拡大区間に戻り、前月比5．4ポイントという大幅上昇を実現しました。

多くの項目別指数が回復し、うち業務総量、商品在庫回転、資金繰り、設備利用率および主要営業業務利益などの項目別指数は、回復幅が5ポイントを超えました。新たな需要にけん引され、物流企業の業務量が増加し、商品在庫段階の回転が加速し、物流運行は安定した回復傾向を示しています。

中国物流情報センターの劉宇航主任は、「投資が物流業界全体をけん引する役割を担っていることは比較的明らかだ。特に、一部の投資サイクルは比較的長く、投資規模も大きく、その上、リターンが比較的小さい公益的な基礎産業への投資が比較的大きい。これらはわれわれ物流産業全体の急速な発展の助けとなっている」と指摘しました。（提供/CRI）