Record China 2023年3月6日(月) 6時30分
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3日、環球時報は、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が中国の半導体技術発展を米国が阻止することは不可能との認識を示したと報じた。資料写真。
2023年3月3日、環球時報は、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が中国の半導体技術発展を米国が阻止することは不可能との認識を示したと報じた。
記事は、英フィナンシャル・タイムズの2日付報道を引用。ゲイツ氏がインタビューの中で現在の米国による技術封鎖について質問を受けた際に「私は、中国が偉大なる半導体を手に入れることを米国は永遠に阻止できないと思う」と語ったことを伝えた。
また、ゲイツ氏が「米国による技術封鎖で中国の半導体開発は時間的経済的コストが確かに増えることになるかもしれない」としつつ、そのような状況になれば中国は「自力更生」に取り組み、米国への依存から脱却する方針を取らざるを得なくなると指摘、「本来ならわれわれは半導体を中国に売ることができたのに、現在のやり方はその商売を破壊するものであり、われわれにとってのメリットを見いだせない」と述べたとしている。
さらに「どんな努力をしても中国を抑え込むことに成功できないか」との質問に対して、ゲイツ氏が「ここでの『成功』が」われわれにとってどんな意味を持つのか分からない。製品が売れなくなってわれわれの半導体産業の雇用が減るということなのか?それとも、台湾の半導体メーカーにさらに強みを持たせることなのか?」と答えたことを挙げ、「この答えには大いに考えさせられる」と伝えた。
記事は最後に、米国政府が「中国は軍事的な脅威」と認識していることについてゲイツ氏が「もしわれわれが本当に今後中国と武力衝突する本気で思っているなら、どうして予め中国に対して製品供給を停止すると警告して、彼らに自主生産を迫るようなことをするのか」と述べたことを併せて紹介している。(翻訳・編集/川尻)
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