拡大
5日、第一財経は、中国国内でインフルエンザの流行が拡大していることを報じた。写真は江蘇省蘇州市の小児科医院。
2023年3月5日、中国メディアの第一財経は、中国国内でインフルエンザの感染が拡大していることを報じた。
記事によると、中国疾病予防コントロールセンターは4日、中国全土のインフルエンザ定点観測病院における2月20〜26日のインフルエンザ症状(体温38度以上で、せきまたは喉の痛みを伴う)による受診数が10万例を超え、4週連続で増加したことを明らかにした。
また、受診数の増加とともに、インフルエンザ検査の陽性率も5週連続で上昇しており、同じ週には25.1%に到達、新型コロナ陽性率の5.1%を大きく上回ったほか、主に流行しているウイルスはA(H1N1)型で、A(H3N2)型も同時流行しているという。
インフルエンザ流行の背景について感染症専門家らは、この2〜3年でインフルエンザウイルスに感染するケースが少く、体内の抗体レベルが低下していること、インフルエンザワクチン接種率の低い状態が続いていること、そして新コロナの感染によって免疫力が低下していることの3点が関係しているとの見方を示している。(翻訳・編集/川尻)
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