中国は内需をどうやって拡大するか?発展改革委が説明―中国

人民網日本語版    2023年3月8日(水) 11時50分

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中国国家発展改革委員会の李春臨副主任は「2023年を展望すると、消費が経済成長の主要な牽引役になり、経済成長に対する基礎的な役割をよりよく発揮することになるだろう」と述べた。

経済を牽引する投資、輸出、消費の「トロイカ」のうち、投資と消費は内需を構成し、経済成長の「メインエンジン」となるものだ。中国国家発展改革委員会の李春臨(リー・チュンリン)副主任は6日に行われた国務院新聞弁公室の記者会見で、「2023年を展望すると、消費が経済成長の主要な牽引役になり、経済成長に対する基礎的な役割をよりよく発揮することになるだろう。これが今年の消費情勢に対する予測だ」と述べた。

李氏は、「消費の持続的な回復・拡大を推進するために、今年は4つの面における取り組みを重点的に行なう。1つ目は複数の措置を同時に講じ、消費の安定成長を推進すること。2つ目は人々の消費能力を向上すること。3つ目は消費環境を改善すること。4つ目は消費の新たな成長源を育成することだ」と説明した。

同委の楊蔭凱副主任は、「今年は有効な投資を拡大する取り組みを持続的に行い、政府の投資と政策による後押しを通じて社会全体の投資を効果的に牽引し、インフラ投資と製造業への投資が安定的に増加する良好な流れを着実に固め、供給構造の最適化に対する投資の重要な役割をさらに強化する」と述べた。

また楊氏は、「弱点分野と脆弱な部分に焦点を当てて、重点分野の建設を加速的に推進する。各項目の投資政策におけるポリシー・ミックスの役割を十分に発揮し、重要プロジェクト建設を統合的に推進する。プロジェクトの備蓄を強化し、投資プロジェクトの準備作業の質を持続的に高める。民間投資の活力をさらに喚起して、投資環境を絶えず最適化する」と語った。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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