「空中ビル建設装置」が初めて海南省に登場―中国

人民網日本語版    2023年3月9日(木) 19時30分

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海南省で建設中の同省一高いビルとなる「海南センター」の建設プロジェクトにおいて、「空中ビル建設装置」が初の柱の吊り上げ作業を行った。

海南省で建設中の同省一高いビルとなる「海南センター」の建設プロジェクトにおいて、「空中ビル建設装置」が初の柱の吊り上げ作業を行った。これにより同プロジェクトの建設作業は加速モードに突入した。人民網が伝えた。

今回「海南センター」のプロジェクトに使用されている「空中ビル建設装置」は、 中国建築第三工程局(中建三局)が独自に開発した第4世代軽量型超高層建築スマート化施工装備集積プラットフォームで、「空中ビル建設装置」とも呼ばれている。建設装置としては最高の科学技術レベルを備えた「国を代表する製品」であるばかりか、建設業界において超高層ビルを建設する上での欠かせないツールにもなっている。

同プロジェクトは計画に基づき、「空中ビル建設装置」の設置を進め、4月中旬にも全ての設置作業を完成させる予定。設置された暁には、平均して9日間で1フロアを建設するというスピードを実現できるようになる。

従来のフロアクライミング工法と異なり、第4世代「空中ビル建設装置」は建設用リフトやコンクリート打設機、鉄骨構造取付制御室、資材置き場、消防設備などの機能を集積しており、支点を共用して同時に上昇していく。4階半の高さまで対応でき、風速(56.1~61.2m/s)の台風にも耐えられる構造となっている。(提供/人民網日本語版・編集/TG)




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