障害のあるパンダに水掛けた女性3人を中国メディアが糾弾=「責任逃れはみんなが許さない」

Record China    2023年3月9日(木) 15時0分

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8日、極目新聞は、中国四川省で下半身の不自由なジャイアントパンダに観光客がふざけて水を浴びせた問題について、「軽々に見逃してはならない」とする記事を掲載した。

2023年3月8日、中国メディアの極目新聞は、中国四川省で下半身の不自由なジャイアントパンダに観光客がふざけて水を浴びせた問題について、「軽々に見逃してはならない」とする記事を掲載した。

記事は、四川省成都市の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で飼育されている下半身が不自由なパンダの「フーワン(福菀)」に対し女性観光客3人組が故意に水を浴びせるトラブルがあったと紹介。フーワンはまだ生後7カ月な上、先天的な脊椎疾患があるために後ろ足に力が入らず、前足ではって動くことしかできないとし、水を浴びせられたフーワンが子犬のような悲鳴をあげて角に逃げ込み、スタッフが長時間抱っこして慰める事態になった一方で、当事者の女性3人組は悪びれもせず大笑いしてフーワンがおびえる様子を眺め、周囲の客から叱責を浴びるとそそくさと逃げ去ったとと伝えている。

その上で、女性客らの行為は「パンダがおびえる様子を見て快感を得るためのもの」と指摘するとともに「動物園では動物を挑発することなく距離を保ち、静かに見守ることが最低限のマナーなのに、それを守ることさえ難しいのか」と非難。当事者に対し「勇気をもって表に出てきた上で、自らの過ちをわびる」よう求めた。

また、監視カメラが至る所に設置されている現在にあって当事者を特定することは至極簡単だというネットユーザーの意見を取り上げ、自ら出てきて過ちを認めることなく摘発された場合は関連法律の規定に沿って当事者に対して懲罰を科し、教育を施さなければならないと指摘。「彼女たちを責任から逃れさせるようなことは、市民みんなが許さない」と結んだ。(翻訳・編集/川尻


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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