風力発電機のブレード据え付け作業に迫る、高さは40階建てのビルに相当―中国

人民網日本語版    2023年3月10日(金) 22時30分

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雲南省昆明市宜良県中営風力発電所1期プロジェクト内でこのほど、地上のオペレーターとクレーン操縦士の見事な連携作業により、ブレードとハブの据え付けが完了した。

重さ24トン、長さ90メートルのブレード3枚を40階建てのビルに相当する高さ120メートルに据え付けること。これは「究極の試練」と呼ばれるにふさわしいプロジェクトで、風力発電機の設置において最も複雑で最もハイリスクな作業でもある。人民網が伝えた。

雲南省昆明市宜良県中営風力発電所1期プロジェクト内でこのほど、地上のオペレーターとクレーン操縦士の見事な連携作業により、ブレードとハブの据え付けが完了した。この据え付けを担当したのは、中国が完全に独自の知的財産権を持つ全地上起重機だ。

宜良中営風力発電所の投資総額は5億3000万元(約106億円)で、設備容量は8万kW。12基の風力発電機の設置を予定している。すでに7基のブレードの据え付けが完了しており、3月中旬にもすべての据え付けを完了し、4月中旬に設備調整を終え、発電の条件を備える予定だ。現在までの累計投資額は3億5000万元に達している。

説明によると、同プロジェクトの完成後、毎年の二酸化炭素排出量を16万トン削減することが可能で、その年間発電量は約1万6000世帯の電力の需要を満たす。そして現地のエネルギー構造最適化と地域のグリーンな経済発展の促進に向け積極的な力を発揮する。(提供/人民網日本語版・編集/YF)


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