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中国最大の淡水湖である鄱陽湖で極端な渇水が続いています。
中国最大の淡水湖である鄱陽湖で極端な渇水が続いています。2月27日には水位が「極渇水水位線」とされる8メートルを下回り、その後も水位の低下が続いています。鄱陽湖の代表的な観測所である星子水文観測所での3月6日午前8時時点の水位は6.99メートルでした。鄱陽湖の水位が7メートルを下回ったのは、昨年9月以降で5回目です。
鄱陽湖は中国南東部の江西省に位置しています。江西省水文監督観測センターは最近の水位低下を受け、2月27日に渇水青色警報を発令したのに続き、3月2日午前8時には黄色警報、5日午前8時には赤色警報と、警報レベルを2回にわたって引き上げました。
昨年6月下旬以降、鄱陽湖の水位は低下傾向を続けています。星子所観測所では昨年9月23日に、1951年の記録開始以来で最も低い水位の7.11メートルを記録しました。水位の低下はその後も続き、9月26日には7メートルを下回り、11月17日の水位は9月23日よりもさらに0.65メートル低い6.46メートルにまで落ち込みました。
江西省気象部門によりますと、今年2月以降の全省の平均降水量は例年同期よりも15%少ない111.1ミリでした。降水量は時間によるばらつきも大きく、前半には多く、後半には減少したという特徴があります。なお、自然降水と人工増雨が共に作用したために、2月3日から13日にかけては江西省全域で顕著な降雨があり、鄱陽湖の水位は急上昇しました。しかし2月中下旬の江西省全域の平均降水量は例年同時期よりも65%少ない25ミリでした。気象予測によると、3月も省全域で降雨は少ない見込みです。(提供/CRI)
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