中国の人的資源・社会保障部、国家衛生健康委員会、最高人民検察院、中華全国総工会、中国企業連合会/中国企業家協会、中華全国工商業連合会はこのほど共同で、「職場における女性従業員特殊労働保護制度（参考手引書）」と「職場におけるセクシャルハラスメント防止の制度（参考手引書）」を発表した。

「女性従業員特殊労働保護制度」は、職場における女性従業員の就労の保護、賃金・福利厚生の保護、出産育児の保護、労働環境の安全・健康の保護などに関する核心的な内容を一つずつ取り上げたものだ。

「セクハラ防止の制度」は、セクハラの定義と主な行為、パブリックコミットメント、啓発・研修、従業員からの苦情申立て、調査・処分、労働組合の監督管理への参加など主要な内容を明確にしている。同時に、雇用機関が苦情を申立てた人と調査・処理について守秘し、個人のプライバシー保護に注意し、配置転換などの措置を取って被害者が二次的被害を受けることを回避するよう指導している。（提供/人民網日本語版・編集/KS）