ウズベキスタンで行われているサッカーのU-20（20歳以下）アジアカップ2023のグループDで、日本と中国が決勝トーナメントに進出することが決まった。

9日に行われたグループリーグ（GL）最終戦で、日本は松木玖生の2ゴールでサウジアラビアに2-1で勝利。3連勝で首位通過を決めた。一方、中国はキルギスと1-1で引き分けたものの、前節のサウジアラビア戦に勝利していたため2位での突破が決まった。

中国はこの試合、埃菲尔丁・艾斯卡尔（アイフェルディン・アイスカル）のパスが相手のオウンゴールを誘発して先制に成功するも、終了間際にカウンターから同点に追いつかれた。全体的に押し込まれる時間も長く、決して良い戦いではなかった。

ネットユーザーからは「ひどい試合だったな」「（中国は）ゴールキーパー以外はしっかり反省すべき。こんな状態では（8強で当たる）韓国にボコボコにされる」「運は良かったが実力はまだ足りない。しっかり練習してほしい」といった声が上がったものの、中には「守勢に回るのは恥ではない。負けることこそ恥だ。よくやった」「GLを突破できればそれでいいよ」との意見も見られた。

また、「正直に言って、こんなに規律のある中国チームを見たのは初めてでうれしい」という声も。今大会の中国はサッカーが盛んな新疆ウイグル自治区出身の選手を多くメンバーにそろえており、キャプテンのアイフェルディン・アイスカルは清水エスパルスや鹿島アントラーズといった日本のクラブのユースチームに在籍していた経験を持つ。

12日のトーナメント初戦で日本はヨルダンと、中国は韓国とそれぞれ対戦する。（翻訳・編集/北田）

#AFCU20 アジアカップ 2023????????

グループD・第3節 #CHNvKGZ

試合ハイライト
????????#中国 1-1 #キルギス????????

2023年3月9日
JAR Stadium????????pic.twitter.com/dfcCvJM5Pq

— AFC U20アジアカップ 公式 (@afcasiancup_jp) March 9, 2023