マドリードと義烏を結ぶ「中欧班列」が同時発車

CRI online    2023年3月10日(金) 17時20分

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中国とスペインの国交樹立50周年を祝うため、スペインの首都マドリードと中国東部の浙江省義烏市を結ぶ定期貨物列車の「中国・スペイン国交樹立記念号」が9日、マドリードと義烏から同時に発車しました。

中国とスペインの国交樹立50周年を祝うため、スペインの首都マドリードと中国東部の浙江省義烏市を結ぶ定期貨物列車「義新欧中欧班列」の「中国・スペイン国交樹立記念号」が9日、マドリードと義烏から同時に発車しました。これは「中欧班列」にとって初の双方向の同時発車となります。

「義新欧」中欧班列の総延長は1万3052キロに及び、現時点で世界最長、経由する国が最も多い列車です。マドリードから義烏へ向かう列車には20フィート標準コンテナ70TEUが積まれ、ワイン、オリーブオイル、ひまわり油、スパークリングウォーター、乳児用食品、日用品などのスペイン製品を満載しています。一方、義烏からマドリードへ発車した列車には、20フィート標準コンテナ110TEUが積んであり、義烏製の日用雑貨や陶磁器、電動キックスケーター、携帯電話などの中国製品を満載しています。中国とヨーロッパを結ぶ定期貨物列車の「中欧班列」は「鉄のラクダ」とも呼ばれるため、コンテナにはラクダの模様が塗装されています。

また、9日の発車式には、駐スペインの中国大使や義烏市長、スペインの工業、商業、観光部門の責任者および両国各界の有識者が参加しました。(提供/CRI

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