中国気象局が10日発表した報告書「2022年中国天然酸素バー評価公報」で、中国の「天然酸素バー地域」の総面積が90万平方キロを超え、国土面積の約9．5％を占めていることを明らかにしました。

中国の「天然酸素バー」とは、気象条件が良好で酸素のマイナスイオンが多い土地に与えられる称号で、中国気象局が2016年から、関連地域の省レベルの気象局と連携して選考を行っています。これまでに全国で29の省（自治区、直轄市）内の313の地域に「天然酸素バー」の称号が与えられました。うち196カ所では年平均のマイナスイオンの濃度が1立方センチ当たり2000個を超え、うち93カ所では3000個を超えています。

また、環境效益指数の上位10位の地域のうち、陝西省の寧強県は第1位、陝西省の略陽県は第2位、雲南省の屏辺ミャオ族自治県は第3位です。これらの3地域は森林被覆率の増加が際立っており、中でも寧強県の森林被覆率の成長率は16．87％に達しています。（提供/CRI）