ドイツプレミアムカー3大ブランド、中国本土での激烈な値下げ競争に巻き込まれる―台湾メディア

Record China    2023年3月14日(火) 6時0分

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台湾メディアの中時新聞網は12日、ドイツ3大自動車ブランドのBMW、メルセデス・ベンツ、アウディが中国本土での激烈な値下げ競争に巻き込まれているとする記事を掲載した。

台湾メディアの中時新聞網は12日、ドイツのプレミアムカー3大ブランドのBMW、メルセデス・ベンツ、アウディが中国本土での激烈な値下げ競争に巻き込まれているとする記事を掲載した。

記事によると、中国各地で「喉をかき切られるように」激烈な自動車の値下げ競争が起こっている。きっかけとなったのは、湖北省を本拠地とする東風汽車集団が、地元政府による最大9万元(約180万円)に上る補助金を受けて、自動車製品の大幅値下げを発表し、購入希望が殺到したことだ。

すぐさま多くの地方政府や自動車ブランドが追随し、30を超えるブランドが相次いで「中国自動車史上最も激烈な価格戦争」と中国本土のメディアが形容する値下げ競争に加わった。「じっと座っていられない」のはプレミアムブランドのBMW、メルセデス・ベンツ、アウディも同様だ。

福建省泉州市にあるBMWの販売店は期間限定でコンパクトモデルの1シリーズ 120i Mスポーツをメーカー指導価格20万8900元(約406万円)から12万9000元(約251万円)に、コンパクトSUVのX1 sDrive 20Liを27万9800元(約544万円)から17万6000元(約342万円)にそれぞれ値下げして販売した。

上海汽車集団と提携する米ゼネラル・モーターズ(GM)のキャデラックもほぼすべてのモデルが政府と企業からの最大13万元(約253万円)に上る補助金を受け、コンパクトセダンのCT4を16万97000元(約330万円)で入手できると伝えられている。

中国本土メディアが紅星資本の統計を引用して伝えたところによると、これまでに少なくとも30の自動車ブランドがこの価格競争に参加している。ブランド自身による値下げや地域のディーラーによるプロモーションなど優待プランはさまざまだという。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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