サッカーのU-20（20歳以下）アジアカップのノックアウトステージ準々決勝が12日にあり、U-20中国代表はウズベキスタン・タシケントのJARスタジアムでU-20韓国代表と対戦し、延長戦の末に1-3で敗れ、5～6月にインドネシアで開催されるU-20ワールドカップの出場権獲得はならなかった。

中国は47分に木塔力甫・依明卡日（ムタリフ・イミンカリ）のゴールで先制したが、62分に同点に追いつかれ、1-1で延長戦に突入。100分に勝ち越しゴールを許すと、105分にも失点し、1-3で敗れた。

中国はグループステージ初戦の日本戦で1-2で逆転負けを喫したものの、続くサウジアラビア戦に2-0で勝利し、キルギス戦は1-1で引き分け、勝ち点4で2位通過した。

中国メディアの上遊新聞は、韓国戦を振り返り、「若い選手らの闘争心は見ている者の心を奮い立たせた」とする大手サッカー紙「足球報」編集部主任の李璇（リー・シュエン）氏のコメントなどを取り上げ、「彼らは予想を上回るパフォーマンスを見せた」と評価した。

試合後には、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で、「U-20中国代表の今大会のパフォーマンスに10点満点で点数をつけるとしたら何点か」との投票が行われている。13日午後2時半（日本時間）時点で、4122人が投票に参加し、「10点」が1182票（28．7％）、「9点」が951票（23．1％）、「8点」が932票（22．6％）、「7点」が463票（11．2％）、「6点以下」が594票（14．4％）となっている。

コメント欄には「強豪相手に見苦しい姿を晒すことなく互角に戦ったのは立派」「U-20中国代表は低迷する中国男子サッカーに希望の火を灯した」「若い中国代表に90分以内で勝利したのは日本だけ」「数年後には韓国恐怖症を完全に払拭できると期待させる内容だった」などの声が寄せられた。（翻訳・編集/柳川）