2014年7月12日、新華網は記事「韓国国民、日本軍国主義の復活に反対」を掲載した。

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10日、日本の民間団体・言論NPOと韓国の民間シンクタンク・東アジア研究院による世論調査結果が発表された。韓国の調査では「日本の社会・政治体制は軍国主義」との回答が53．1％と過半数を超えた。「日韓で軍事紛争が起こりうる」との回答も40．8％に達し、日本に対する強い警戒感がうかがえる結果となった。

世論調査を受け、新華社記者が韓国で一般市民に取材したところ、安倍政権の右傾化傾向への反対、日本軍国主義復活に断固反対との声が多く聞かれた。

会社員の姜成浩さんは「安倍政権は理知的ではない」とばっさり。このままいけば日韓関係、日中関係は徹底的に破壊されると指摘した。ソウル大学の学生崔珍皎さんは安倍政権の一連の動きは軍国主義復活の兆しだと考えている。また歴史を正視せず歪曲しようとする日本の態度が韓国人を怒らせたと話した。

幼稚園教師の金恩敬さんは「韓国は反日教育を行っている」というのは日本人の偏見だと反論した。韓国はたんに歴史を尊重し次の世代に歴史を裏切るなと伝えているだけ。安倍政権のように「積極的平和主義」の美名のもとひどいことをするようなことはないと話した。

喫茶店従業員の朴貞銀さんは世論調査結果は韓国人の一般的心理を反映していると話す。集団的自衛権解禁によって日本が他国に派兵する権利を持つなど韓国にとっては恐ろしい話だと指摘した。（翻訳・編集/KT）