2023年3月11日、新疆ウイグル自治区の動物園でチンパンジーが慣れた手つきで喫煙している様子が撮影され、中国版ツイッター・微博で注目を集めている。

北京のニューメディア・沸点視頻は12日、市民の劉（リウ）さんが子どもと共に同自治区の天山野生動物園を訪れた際に、チンパンジー1頭が木の上でたばこを吹かしているのを発見したとして当時の様子を撮影した動画を紹介。動画ではチンパンジーが2本の指で火のついたたばこを挟み、それを口に加えて息を吸った後たばこを口から離して煙をふっと吐き出す行為を何度も繰り返していた。

劉さんによれば、動物園のスタッフは「人手が限られていて管理しきれない。来場客のモラルの高さはまちまちだ」と語るとともに、このチンパンジーがたばこを吸うことを知っていた来場客がわざと火のついた吸い殻を投げ入れたと説明したとのことである。

この件について、中国のネットユーザーは「動物園のブラックリストは、本当に必要だ」「ちゃんと自分を管理できない喫煙者って本当にムカつく」「しかも、もうたばこ歴が長そうな吸い方している」「動物園は来場客の禁止行為をもっと明確にすべき」「これは火事のリスクもあるぞ」「もしチンパンジーにたばこを吸うようわざと仕込んだのであれば、それも大きな問題」「吸い殻を投げ入れたヤツこそ、オランウータンとして飼育すべき」といったコメントを残している。（翻訳・編集/川尻）

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— 中国動画 (@RC00547555) March 14, 2023

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