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香港メディアの香港01は13日、フィギュアスケーターの羽生結弦さん(28)がBTSの「Dynamite」を踊った背景には「感動的な理由」があったとの記事を掲載した。
香港メディアの香港01は13日、フィギュアスケーターの羽生結弦さん(28)がBTSの「Dynamite」を踊った背景には「感動的な理由」があったとの記事を掲載した。
羽生さんは10~12日に宮城県のセキスイハイムスーパーアリーナで行われたアイスショー「羽生結弦 notte stellata」で、BTSの名曲「Dynamite」を踊った。10、11日はリンクに投影されたプロジェクションマッピングで、そして12日にはグランドフィナーレでも改めてサプライズ披露し、会場が大いに沸いた。
記事は、12日のフィナーレで見せた羽生さんの踊りについて「BTSの振りに忠実で、かなり熟練した様子だった」とし、「実は羽生さんは2021年にすでにBTS好きであることを公言しており、自身のスケートに取り入れたいという考えを語っていた。試合前のウオーミングアップでBTSの曲を聞きながら踊っている様子も目撃されていた」と説明した。
一方で、東日本大震災から12年に当たる日に行われた今回のアイスショーで「Dynamite」を踊った背景には「大きな意味がある」と指摘。アイスショーでの映像で羽生さんが「(第2部の)最初の曲は新型コロナのパンデミック中、世界中の人々に明るい笑顔をもたらしたこの曲です。僕は輝くダイヤモンド、夜空を明るく照らします。そう、ダイナマイトのように」とコメントしたことを紹介し、これがまさに「Dynamite」の歌詞“So I'ma light it up like dynamite”とリンクしているとした。
そして、「(震災があった日である)11日と比べて12日はより活気があった」とし、羽生さんが12日のフィナーレで「Dynamite」を踊った理由について「昨日はあんなにも苦しくて悲しくてつらくて、すごくつらい日々でしたが、1日経ってみると悲しさも超えて、やっぱり前に進んでいかなきゃなという気持ちと、僕が暗い気持ちになっていたら今日はダメだと思って、今日は頑張ってはっちゃけてというか、希望になろうと思って頑張っていました」と語ったことを伝えた。
記事は羽生さんについて、震災当時、宮城県仙台市のスケートリンクにいたこと、家族は無事だったものの避難所での生活を余儀なくされたこと、スケートを続けるべきか悩んだものの甲子園に出場した球児が全力で戦う姿を見て「自分も」と背中を押されたことなどに触れ、「最終的に彼は冬季五輪を連覇し、氷上の伝説となった」と紹介している。(翻訳・編集/北田)
YUZURU DANCING DYNAMITE DURING THE CLOSING NUMBER TODAY pic.twitter.com/LV1rpYqXcg
— cr0b1n (@cr0b1n) March 12, 2023
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