Record China 2023年3月16日(木) 23時0分
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中国の火鍋チェーン大手・海底撈が「鍋スープ」の注文を必須にしたことが大きな注目を集めている。
中国の火鍋チェーン大手・海底撈が「鍋スープ」の注文を必須にしたことが大きな注目を集めている。複数の中国メディアが14日付で伝えた。
報道によると、このほどあるネットユーザーが「海底撈でもう4つのお湯を注文することができなくなった」と報告した。同社のカスタマーサービス担当者は「少なくとも1種類の(有料の)スープをご注文いただいています。今年からそのようになっております」と説明した。
同店ではテーブル中央に4つに区切られた四角い鍋があり、客は好みのスープを選択して注文する。2~3種注文して残りは無料のお湯(食材をゆでたりするのに使う)にすることが多いというが、中には4つの区画すべてにお湯を注いでもらい、持参したスープを入れたり、店にある取り放題の調味料を自分好みに配合してスープをつくったりする客もいるという。
上海市にある海底撈の某店舗で働く従業員は「お湯だけを注文するお客さんはとても少ないですが、確かにいることはいます。会計が数元(1元=約19円)程度になり、コストの方が高くついてしまうので、(そういうことをされては)店側も厳しいです」と語った。なお、海底撈では今後、客がスープなどを持参することも禁止するという。
中国のネットユーザーからは「これは当然の措置だろう。店側に問題はない」「これは賛同。店も商売でやってるんだから」「むしろ以前はお湯4つ注文できたことの方がすごい」「全部お湯って、わざわざ火鍋店に行く意味があるのか?」「店がおかしな決まりをつくるということは、必ずおかしな要求をした客がいたってことだ」「そんなにケチりたいなら外食しなければいい」など、店側に理解を示す声が多く上がっている。(翻訳・編集/北田)
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