Record China 2014年7月14日(月) 21時40分
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12日、中国の専門家はこのほど、日本が軍国主義の道を歩むとは限らないと発言した。写真は渋谷。
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2014年7月12日、中国青年報は記事「専門家:日本が軍国主義の道を歩むとは限らない、日中が再び戦うことはない」を掲載した。
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先日、中国記者協会はニュース茶話会を開催した。席上、中国社会科学院日本研究所の李薇(リー・ウェイ)所長は国内外の記者及び各国外交官を前に「日中関係の現状と先行き」をテーマに講演した。
李所長によると、日中関係はこの数年転換期を迎えている。その特徴は3点にまとめられる。第一に日中関係の原点に相違が生じたこと。日中国交正常化の際、中国側は過去の歴史を正視し友好関係を築くことを求めたが、日本は2006年以後友好は手段に過ぎないと考えるようになった。第二に戦略的互恵関係をめぐる誤解。中国は信頼と互恵をともに重んじているが、日本は互恵だけを重視し利益を求めている。第三に安全保障問題が日中関係の新たなホットポイントになったことだという。
日中関係の悪化は深刻だが、李所長は日本が軍国主義の道を歩むとは限らないとの見解を示した。ただし歴史を正視しない民族は他者を安心させることはできない、太平洋戦争を起こしたように日本は過去にも戦略的ミスを犯してきたと日本に対する懸念を表明した。
ある記者から日中は再び戦争に陥るかと質問されたが、李所長は戦争にはならないとの見方を示した。現在の懸案は戦いでは解決できない、戦略的対話を重ねることと平和的発展を堅持すると相手に信頼させることのみが解決策だと話している。(翻訳・編集/KT)
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