CRI online 2023年3月17日(金) 20時20分
拡大
中国の秦剛国務委員兼外交部長は16日、ウクライナのクレバ外相と電話会談を行いました。
秦外交部長は「国交樹立から31年、中国とウクライナの関係は勢いよく発展してきた」と述べ、「中国とウクライナの協力は基盤が良好で潜在性が大きい。中国式現代化のプロセスは中国とウクライナの互恵協力により多くのチャンスをもたらす」との考えを示しました。
クレバ外相は「ウクライナは長い目で両国関係を見ている。『一つの中国』の原則を厳守しつづけ、中国の領土保全を尊重しつづけ、中国との相互信頼を増進し、各分野における協力を深めることを期待する」と述べた上で、ウクライナ危機の最新状況および和平交渉の見通しを説明し、中国との意思疎通を保ちたいとする考えを伝えました。
秦外交部長は習近平国家主席が提起した「四つのすべきこと」を重点的に紹介し、中国はウクライナ問題で客観的で公正な立場を一貫して堅持し、和平交渉の促進に力を入れていると同時に、国際社会に和平交渉の条件を整えるよう呼びかけていると強調しました。また、「中国は危機がエスカレートし、さらに暴走する恐れがあることを憂慮しており、各方面が冷静で理性的な自制心を保ち、和平交渉を早急に再開し、政治的解決の軌道に戻るよう推進する」とした上で、「ウクライナとロシアが対話と交渉のための希望を残すことを望む。どんなに大きな困難や試練があっても、政治的解決の扉を閉ざさないことを望む」と述べました。秦外交部長はさらに、中国は引き続き停戦や危機緩和、平和回復のために建設的な役割を果たしていくと説明しました。(提供/CRI)
この記事のコメントを見る
Record China
2023/3/17
Record Korea
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る