ペー族の絞り染めとスタバのコーヒーが融合=上海市

CRI online    2023年3月19日(日) 22時30分

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このほど、上海市にある無形文化遺産をコンセプトとするスターバックスの店舗が、雲南省大理市出身の女性職人・張翰敏さん(39歳)を招いて、「扎染(少数民族・ペー族の絞り染め)技術とコーヒーとのコラボレーション」を実施しました。

張さんは、コーヒーかすにプーアル茶を加えて染料とし、わずか30分で小さなスカーフを染め上げました。扎染は無形文化遺産に指定されている中国古来の染色技術で、張さんの故郷・雲南省大理市喜洲鎮周城村は「扎染の郷」と呼ばれています。彼女が故郷に建てた工房は約10年で大きく成長し、現在は喜洲鎮や大理市の中心部、昆明市などにも店舗を構え、正社員20人以上とパートタイム職員168人を抱えるまでになりました。

スターバックス・チャイナは約1年前に中国の公益機関と協力して、農村部の女性の経済力向上と無形文化遺産伝承プロジェクトをスタートさせました。そのおかげで、張さんも各地に出て、ペー族の扎染を普及させる機会が得られました。


張さんは「私たちは藍色だけでなく、スオウでピンク色を、クチナシの実やタマネギの皮、ウコンなどで黄色を、ザクロの皮で黄緑色を、クルミの皮で褐色を、コーヒーかすとプーアル茶の茶葉で薄褐色をそれぞれ染めることができます。こうして作る絞り染めのスカーフは、きれいなだけでなく、循環と再生を促進するエコライフの理念も伝えられるものです」と語りました。(提供/CRI

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