人民網日本語版 2023年3月20日(月) 21時30分
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京港地下鉄と提携先が共同で研究開発した列車スマート点検ロボットでを列車の点検修理に用いるのは、北京の鉄道交通業界では初めてとなる。
まぶしいレーザー放射と共に1台のロボットが列車の下を通過すれば、1回の点検が終了したことになる。このSF映画チックなシーンが現在、京港地下鉄17号線次渠南停車場で繰り広げられている。これは京港地下鉄と提携先が共同で研究開発した列車スマート点検ロボットで、列車の点検修理に用いるのは、北京の鉄道交通業界では初めてとなる。環球網が伝えた。
ロボットは毎回の点検において、職員からの作業リストを受信した後、高精度測位システムによって自動的に作業ルートに入り、4Kカラーレーザー線状アレイカメラを使い列車底部を迅速にスキャンすると同時に、ロボットアームの2D・3D高精度カメラが指定された列車の台車や連結器などの重要部品の画像を撮影し、バックエンドの画質向上エンジンとスマート分析システムにより、重要箇所のスマート識別や故障検査を実現する。従来の点検作業と比べると、スマート点検ロボットの応用により作業効率が30%以上向上する見込みだ。
京港地下鉄の技術プロジェクトマネージャーの羅●(ルオ・シン、●は金が3つ)氏は、「ロボットはカメラの記録により緩み防止ワイヤーの位置を比較することで、列車底部のネジに緩みがないかを発見できる。また、ネジに対して前回の点検修理記録の位置状態との比較により緩みの有無を発見し、速やかに5Gネットワークにより整備士に伝送し、確認と修理を行う」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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