重慶マラソンが開催、ランナー3万人が白熱したレース繰り広げる―中国

人民網日本語版    2023年3月21日(火) 17時0分

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2023長安汽車重慶マラソンが19日、重慶市の南浜路と巴浜路で開催された。

2023長安汽車重慶マラソンが19日、重慶市の南浜路と巴浜路で開催された。世界347都市から来たランナー3万人が参加し、山に囲まれ起伏が多いため「山城」と呼ばれる重慶市の美しい川沿いコースを走り、マラソンならではの独特な魅力を楽しんだ。

同日午前7時半、スターターピストルの音と遊覧船の汽笛が同時に鳴り響き、ランナー3万人が一斉にスタートを切った。

重慶マラソンは、中国西部エリア初のフルマラソン大会として開催が始まり、山や川の美しい重慶の代名詞、スポーツの代名詞として開催されてきた。川沿いに設置されたコースは景色が美しく、歴史、人的・文化的資源も豊富で、重慶の1000年以上の歴史の精華がそこに詰まっている。そして、「山城」の数百年の移り変わりを見守ってきたそれら景色を数万人のランナーが楽しみながら走った。

重慶マラソンのコースはフラットで、標高差は10メートル未満。3月の重慶は春の陽気が心地よい、1年で最も過ごしやすい季節だ。3年ぶりに開催された重慶マラソンには、自己ベストが3時間を切るランナー750人以上を含む、ハイレベルのランナーが数多く出場した。そして、白熱したレースの末、男子の部ではケニアのANDERSON SAITOTI SEROI選手が2時間11分55秒というタイムで優勝した。2位はエチオピアのGIZACHEW HAILU NEGASA選手で、タイムは2時間11分57秒だった。3位は同じくエチオピアのMENGISTIE ASREN GETAW選手で、タイムは2時間12分13秒だった。

今大会では、タイムが3時間以内だった選手727人にも特別賞が授与された。

今大会ではテクノロジーも駆使され、スマートでテクノロジー感あふれる大会となった。例えば、同大会としてはメタバースの分野の初の試みとして、開催前にデジタルメダルが発表された。また、オンラインマラソンも同時開催され、ランナー約30万人がオンラインスタイルで重慶マラソンに出場した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)





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