2023年版「アジアのベストレストラン50」、51~100位発表、17軒が新規選出―中国メディア

Record China    2023年3月23日(木) 8時0分

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2023年版「アジアのベストレストラン50」の授賞式がシンガポールで28日に行われるのに先立ち、51〜100位のリストが16日に発表された。写真は上海の「Meet the Bund(遇外灘)」。

中国メディアの界面新聞によると、2023年版「アジアのベストレストラン50」の授賞式がシンガポールのリゾート・ワールド・セントーサで28日に行われるのに先立ち、51〜100位にランクインしたレストランが16日に発表された。

2023年版「アジアのベストレストラン50」のプレスリリース(日本語版)と界面新聞の記事によると、ランキングはアジアのベスト50レストラン評議委員会の投票により決定されるもので、23年版の51〜100位のリストに計17軒のレストランが新しく入った。

中華圏では、香港から8軒のレストランがランキング入りし、「Yong Fu(甬府)」(54位)、「Ando(アンドウ)」(61位)、「Estro(エストロ)」(62位)の3軒が新たにリスト入りした。上海からは4軒が選出され、「Meet the Bund(遇外灘)」(89位)が初めてランクインした。北京からは「Ling Long(リンロン)」(77位)、杭州からは「Jin Sha(金沙庁)」(59位)がそれぞれ新たにランクインした。高雄から1軒、台北とマカオからぞれぞれ2軒がランク入りした。

日本からは、富山県の地元の食材を使って前衛的な郷土料理を提供するレストラン「L'évo(レヴォ)」(60位)が同県から初ランキング入りを果たした。東京からは6軒のレストランがランキング入りし、新たに「Esquisse(エスキス)」(67位)、「The Pizza Bar on 38th(ピッツァバー on 38th)」(80位)、「Hommage(オマージュ)」(91位)の3軒がリスト入りを果たした。

シンガポールとバンコクからはそれぞれ6軒のレストランがランク入りした。シンガポールからは、どちらも開業からわずか1年ほどのレストランである、モダンな韓国料理を提供する「Nae:um (ナエウン)」(83位)とジュリアン・ロワイエ氏のフレンチ・ネオ・ブラッスリー「Claudine(クロディーヌ)」(85位)、そして老舗の広東料理店「Summer Pavilion(サマー・パビリオン)」(86位)が新ランクイン。バンコクからは「コート・バイ・マウロ・コラグレコ(Côte by Mauro Colagreco)」(71位)と「ワナ・ユック(Wana Yook)」(72位)が初登場した。

クアラルンプール、ソウル、ムンバイからはそれぞれ3軒のレストランがランクインした。ソウルからは「Eatanic Garden at Josun Palace(イータニック・ガーデン・アット・朝鮮パレス)」(68位)が新たにランクインした。

ジャカルタからは2023年の「アメリカン・エキスプレス・ワン・トゥー・ウォッチ賞」に輝いた「August(オーガスト)」(95位)が新たにリスト入りした。

写真は上海の「Meet the Bund(遇外灘)」

アジアのベスト50レストランのコンテンツディレクター、ウィリアム・ドリュー氏は「17軒の新規選出レストランを含む計17の都市からのレストランを網羅するリストにより、世界中の美食家が再び美食の旅へと乗り出す際のインスピレーションになることを願っている」とコメントした。(翻訳・編集/柳川)

写真は上海の「Meet the Bund(遇外灘)」

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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