中国西北地域初のスマート鉄道線路である陝西西咸新区スマート鉄道モデルライン1号線（斗門駅〜昆明池駅）が21日午前10時30分に正式に開業した。科技日報が伝えた。

このスマート鉄道線路車両は全長30．2m、重さ36tで、標準3モジュール編成を採用。車両は双方向に走行でき、最小曲線半径は15m、定員は最大283人で、平均走行速度は約25-30km/h。さらに旅客輸送の需要に基づき車両編成をフレキシブルに調整できる。線路はすべての交差点を横断する際に信号優先の動的適応技術を採用し、交通管理プラットフォームとの連携によりスマート鉄道列車に優先通行信号を動的に提供でき、スマート鉄道の停車なしの交差点直進を実現している。

スマート鉄道はスマート鉄道快速輸送システムの略称で、軌道追跡能力を持つ完全電動新型ゴム車輪列車を輸送機関とする鉄道交通輸送システムだ。現代の路面電車と路線バスのそれぞれのメリットを融合しており、短工期、低コストで、フレキシブルに運営できるという特徴を持つ。（提供/人民網日本語版・編集/YF）