中国の人気若手俳優ワン・イーボー（王一博）らが主演する映画「長空之王」をめぐり、1カ月後の封切りを前に公開した最新予告映像の1シーンに圧倒されるコメントが中国のSNSで続出している。

その1シーンに登場するのは、主人公の雷宇が戦闘機を操縦する時の「レッドアウト」という現象。パイロットの頭部方向へ大きなG（加速度の大きさ）が加わった際、血液が眼球内の血管に集中し、目が一気に赤くなる症状だ。

ワン・イーボーが演じる雷宇は、「刃の上で踊る舞い手」の異名を持つ未知のリスクにさらされながら戦闘機の限界を検証するテストパイロット。映画では、耐Gスーツを着用した雷宇が目だけで極限状態に置かれた時の精神状態を表現する内容が盛られ、特にレッドアウトのシーンに反響が寄せられている。

予告編を見たファンからは「目が急に赤くなりながらも飛行を遂行するシーンが印象深かった」「常に死神とすれ違いながら任務を遂行するテストパイロットに敬礼！」「心に刺さるシーン、もう感動しかない」「早く劇場で会いたい」など、応援の意見が殺到した。（編集/RR）