第2回民間航空科学教育革新成果展示会が23～25日に北京で行われています。展示会では国際版のパイロットの電子免許が展示され、中国のパイロット免許は世界的な相互認証を実現しました。

展示会の会場では、民間航空局情報センターがパイロットの電子免許に関する最新成果を展示しました。国際民間航空条約の要求に基づいて、スマートフォンのクラウドライセンスアプリで国際民間航空機関（ICAO）のアイコンをクリックすると、国際版のパイロット電子免許を作ることができるということです。

クラウドライセンスでは、パイロットの訓練や試験、免許申請、審査許可、証明書発行および日常検査などがオンラインで全て管理できるようになりました。現在、中国全土の8万人以上のパイロットがクラウドライセンスに登録していて、6000万件近くの飛行データが記録されています。

なお、パイロットの監督管理は民間航空における安全管理の重要な構成部分で、クラウドライセンスの使用により、中国の民間航空パイロットの監督管理効率がさらに向上するとみられています。（提供/CRI）