中国外交部、米に2008年金融危機の二の舞を避けるよう促す

CRI online    2023年3月24日(金) 11時50分

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米シリコンバレー銀行が10日に経営破綻し、米国の銀行としては2008年の金融危機以来の最大の経営破綻となりました。

米シリコンバレー銀行(SVB)が10日に経営破綻し、米国の銀行としては2008年の金融危機以来の最大の経営破綻となりました。また、米メディアによりますと、米国にはSVBと同じようなリスクを抱えた銀行が186社も存在するということです。関連の事件が国際金融市場の動揺を引き起こしていることについて、中国外交部の汪文斌報道官が23日の定例記者会見で発言を求められました。

汪報道官は「現在世界では、国際的な金融システムが深く関連しており、米国の銀行で発生する問題は決して米国だけのことではない。われわれは米国が透明性を高め、国際社会との意思疎通を強化し、リスクがどの程度あるのか、その後どのように処理するのか、波及的影響をどのように最小化するのかなど、国際社会が普遍的に関心を寄せる一連の問題にはっきりと説明することを希望している。これは米国の責任であり、国際社会の期待でもある」と述べました。

また、「ドルは国際通貨として、米国の金融政策は国内経済のコントロール目標だけに注視するのではなく、そのマイナスの波及効果を慎重に評価すべきだ」と指摘しました。その上で、米国が責任あるマクロ経済政策を採用し、市場の期待と投資家の信頼を確実に安定させ、急進的な政策調整による深刻なマイナスの影響を回避し、2008年の金融危機の二の舞を避けるよう促しました。(提供/CRI

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