人民網日本語版 2023年3月27日(月) 5時0分
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三一重能の彭旭副社長は、「今年に入ってから風力発電業界は全体的に景気が良く、いきなり好発進を切った」と述べた。
三一重能の彭旭(ポン・シュー)副社長は、「今年に入ってから風力発電業界は全体的に景気が良く、いきなり好発進を切った」と述べた。
三一重能の104m陸上風力発電ブレードが22日、ラインオフした。陸上風力発電機の容量は近年ブレークスルーを続けており、主流機種が5MWから7MWに向けて持続的に進んでいる。複数の完成機メーカーが7MW、さらには8MWの機種をラインオフし、据え付けており、一部の9MW級の機種が発表されている。洋上風力発電は2桁台の時代に進み、11MW級風力発電機が大量導入され、16-18MW級の風力発電機が次々とラインオフしている。
一方、ブレードの長さを見ると、複数の企業が110m級を相次いで生産しており、123mのブレードの生産もラインオフに成功している。発表された風力発電機のうち、陸上のブレードの長さは平均で約100m、洋上は約140mに上っている。
風力発電機のブレードが長く受風面積が広いほど得られる風力エネルギーが多くなり、発電力も上がる。そのため大型、軽量化、高信頼性などが風力発電ブレード、特に洋上風力発電ブレードの研究開発・製造の主な方向になっている。
123mのブレードを例にすると、同ブレードは16MW洋上風力発電機に設置される。この風力発電機の1時間当たりの発電量は1万6000kWhに上る。各世帯の1カ月の電力消費量を300kWhとすると、その1時間当たり発電量は50世帯の1カ月分の消費量に相当する。
風力発電業界の関係者はフォーラムで、「洋上風力発電は風力資源がより理想的だ。陸上の風力発電所と比べると、洋上の方が風力エネルギーが豊富で、資源量が多く、集中的な大規模開発が可能だ。海風資源は自然に恵まれており、風速が高く、出力密度が高い。さらに重要なことは、上海市、浙江省、江蘇省、広東省などの中国の中心的な電力消費地域の多くが沿海地域にあることだ。洋上風力発電資源から沿海などエネルギー需要の高い地域までの送電距離が短く、低コストで、大規模開発に適している」と述べた。
中国電力企業連合会のデータによると、2022年の洋上風力発電新規設備容量は4.07GWで、前年より減少した。しかし22年の洋上風力発電入札量は17.9GWと過去最高を更新し、23年の洋上風力発電設備容量の高成長の基礎を固めた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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