運転手の位置を自動的に追跡・測位し、ロボットアームでCPCカード（高速道路複合通行カード）を回収する。上海市の高速道路料金所を23日に取材したところ、スマート支払いシステムによる安定的で効率的な自動非現金支払いが実現されていた。中国新聞網が伝えた。

上海城投公路投資集団によると、人工知能（AI）識別に基づくスマートカード発行システムの運用が上海の高速道路料金所で他に先駆けて開始されている。今年2月末時点で、同社は高速道路のG1503やS2などの区間に74セットのスマートカード発行システムを設置した。

説明によると、スマートカード発行システムは従来のカード発行システムと異なり、「レーダー・動画」融合設備センシングに基づき、AIスマート識別アルゴリズムによって全車種の識別と運転手の正確な測位を実現し、かつ3次元高精度制御ロボットアームでCPCカードを運転手の前に届けることができる。より高い「車種・カーナンバー」識別率を持ち、より便利で効果的なカード受け渡しサービスを提供できる。（提供/人民網日本語版・編集/YF）