国家がんセンターが25日午前、最新の統計データを発表し、現在、中国の年間の新規がん患者は約406万人で、がんによる死亡者数は約241万人であることが明らかになりました。がんと診断された人の5年相対生存率は40.5％前後で、30.9％だった10年前に比べ、10ポイント近く上昇しました。

中国ではすでに14億700万人をカバーする腫瘍登録システムが確立されており、腫瘍の発生率や生存率、死亡率に関する重要なデータを提供し、腫瘍の研究や予防・抑制に向けてデータ面でのサポートを行っています。また、住民のがん予防・抑制活動を展開し、国・省・市・県（行政区画）レベルの腫瘍放射線治療品質管理システムを健全化し、31省の1400カ所を超える大型公立病院の抗腫瘍薬と臨床診療データの報告作業を継続的に推進しています。（提供/CRI）